【イタリアン・ルネッサンス・リバイバル スタイル (1845-1875)】
イタリアン・ルネッサンス様式は、16世紀イタリアにおいて、ゴシック様式を見直し、古代ローマ時代のヴィトルビウスの「建築十書」を基に、ローマ風建築を復興したものです。この様式は、ビクトリアン時代(19世紀の前半)に飾り気はないが、シンプルで美しいデザインとして英国で再登場したため、イタリアン・ルネッサンス・リバイバル様式と呼ばれています。
1819年、ロンドンで建設されたトラベラーズ・クラブ(設計者チャールズ・バリー、1795~1860年)は、その典型例であると言われています。米国内においては1845~1860年、東海岸で建てられた、アテネクラブ(フィラデルフィア、1847年)・インティアハウス(ニューヨーク、1850年)・ジョージタウン郵便局(ワシントンDC、1857年)がこの様式です。