アメリカの独立戦争で争った相手国はイギリスであった。当時フランスは、自由・平等・博愛を大切にする国、フランス革命、パリコミューンを実現した国、アメリカ独立を支援し、自由の女神を米国に贈った国として、アメリカの独立派には高く評価されていました。トーマス・ジェファソン(第三代アメリカ大統領)も、フランス贔屓で知られています。これらの多くの人々は、フランスを代表するセカンド・エンパイヤ(第二帝政)様式の建築物を建てることで、イギリスからの独立を主張し、フランスへの親近感を表わしていたと言われています。そして、アメリカでは全体の約4分の1がイギリスからの移住者であったため、アングロサクソンであるとするアイデンティティを表わすイングリッシュコロニアル様式の町並みの中に、この第二帝政様式の建築物が建てられました。しかし、以外に違和感が無く調和しあっている様子が面白いところです。
(※) アングロサクソンについて
アングロサクソンとは、アメリカ人をさして一般にアングロサクソン人、アングロサクソンの文化と理解されえていますが、もともとは北ドイツからデンマーク経由で、イングランドに渡ってきた民族で、豊富な北ドイツの森林を生かした木の文化(木造建築)を持った民族です。
アメリカの住宅様式18【エキゾッチク・エクレティクススタイル】
