エリザベス様式は、日本ではチューダー様式という名前で呼ばれていることが多い。エリザベス1世の時代は、チューダー王朝に属するからです。英国の各地にあるハーフティンバー建築は、アングロサクソンのルーツとも言うべき建築であります。紀元前から石の文化を持つ古代ローマ帝国がブリティン島を制圧していたが、その後、ケルトとの闘いで消耗し、ブルティン島から撤退しました。その空白にデンマークからブリティン島にやってきた民族がアングロ・サクソンです。アングロ・サクソンは農耕と木造文化を持ち、海の交易と略奪で成り立たせていました。ブリティン島の南側イングランドを支配していたアングロ・サクソンは、1077年フランスからやってきたノルマンディー公ウィリアムの支配下に入り、再び石の文化がブリティン島を席捲しました。しかし、征服王ウィリアムは、アングロ・サクソンの文化をそのまま容認したため、公共建築や修道院以外は、従来通りの木の建築物で建てられていました。エリザベス様式は、1600年代前後の英国が、国威発揚した時代に再びそのルーツであるアングロ・サクソン文化に立ち返って木造建築を振興した時代に栄えたデザインです。アングロ・サクソンの誇るデザインとして、第一次世界大戦後の民族意識復活の時代に再び登場したものが、20世紀のエリザベス様式です。
アメリカの住宅様式33 【エリザベス様式】東京の注文住宅コラム
掲載日2009 年 7 月 4 日
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